ゴスペルとは

ゴスペルは直訳すると、福音、良い知らせ(GoodNews)の事です。 

一般的には、ゴスペルミュージックやブラックゴスペルといった音楽のジャンルを「ゴスペル」と呼んでいますが、本来は、音楽のスタイルではなく、歌詞の中に繰り返し出てくる特定のメッセージの事を指して「ゴスペル」と言います。

主に苦しみの中に希望を求めるメッセージや神様を称えるメッセージが多いのですが、音楽のスタイルに関係なく、そうしたメッセージそのものをゴスペルと呼びます。

音楽のジャンルとしてのゴスペルは19世紀の後半に生まれ、いま日本で人気のR&Bやソウルミュージックのルーツとして注目されています。

ゴスペルは、元々教会音楽のため、歌詞は神様を讃美する内容ですが、クラシックな讃美歌とは異なり、リラックスした雰囲気で歌われます。 

ゴスペルの形態には、ソロ、カルテット、クワイヤなどの種類があります。

クワイアとは合唱隊のことですが、一般的にクワイアといえば、ゴスペルクワイアの事を指します。